Claude Code v2.1.146 リリース:`/code-review`コマンド追加と多数のバグ修正
Claude Code v2.1.146では、コードレビュー機能のコマンド名変更と自動更新の信頼性向上を中心に、Windows・MCP・マルチエージェント環境での多数のバグが修正されました。
背景
本リリースは、機能の整理とプラットフォーム互換性の問題解消を主眼に置いています。特にWindowsサポートの品質改善が顕著で、PowerShell・Windows Terminal・NTFSジャンクション・GNOME Terminalといった環境固有の問題が一括して対処されています。また、v2.1.124で混入したPowerShellツールのリグレッションも本バージョンで解消されています。
技術的な変更
/code-reviewコマンドの導入
コードレビュー機能のエントリポイントが /simplify から /code-review へ名称変更されました。さらに、オプションとしてエフォートレベルを指定できるようになり、/code-review high のように詳細度を制御できます。
Auto modeのAskUserQuestion制御の修正
Auto mode が AskUserQuestion を抑制しないよう修正されました。従来はAuto modeでユーザーへの質問が抑制される場合がありましたが、ユーザー自身またはスキルが明示的にAskUserQuestionを利用している場合は、Auto modeであっても抑制されなくなりました。
MCPページネーション処理の修正
MCPサーバーのページネーション実装に問題がありました。resources/list・resources/templates/list・prompts/list の各エンドポイントで、ページネーションが発生するサーバーに接続した際に2ページ目以降のアイテムが欠落する不具合が修正されています。
マルチエージェント環境の修正
マルチエージェントセッションにおいて、CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL 環境変数が子プロセスに転送されない問題が解消されました。これにより、子エージェントが意図したモデルで動作しない状況が防がれます。
セキュリティポリシーの修正
マネージド設定ポリシーとして機能する forceLoginOrgUUID および forceLoginMethod が、サードパーティプロバイダーやAPIキーを使用したセッションに対して適用されない問題が修正されました。これはポリシーの意図した強制範囲が正しく機能していなかった点を修正するものです。
自動更新の信頼性向上
自動更新(auto-updater) の信頼性が改善されました。バージョン確認とダウンロードの処理がネイティブ実装に移行し、一時的なネットワーク障害が発生した際に即時失敗ではなくリトライを行うようになりました。あわせて、更新失敗時に現在のバージョンが表示されないステータス行の表示不具合も修正されています。
その他の修正
以下の問題も本バージョンで解消されています:
- Windowsでバックグラウンドジョブのワークツリーを削除する際にNTFSジャンクション経由でメインリポジトリに影響する問題
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/backgroundコマンドが、スキルまたはカスタムスラッシュコマンドのみを入力としたセッションを拒否する問題 - バックグラウンドセッションが「今後確認しない」で許可済みのツール権限を再確認する問題
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/themeのカラーエディタおよび「新規カスタムテーマ」ダイアログがEscキーに反応しない問題 - Agent SDK経由のストリーミングセッション終了時に未捕捉の例外が発生する問題
- GNOME Terminalでの右クリックおよびミドルクリックによるペーストが機能しない問題
- 大きなファイル編集時のdiffレンダリングパフォーマンスの改善
- Windows Terminalでバックグラウンドセッションがストリーミング中に全画面点滅する問題
まとめ
v2.1.146は、コマンドの命名整理・プラットフォーム固有の互換性問題・マルチエージェント環境の信頼性向上を広範にカバーするリリースです。特にWindows環境とMCPサーバー連携を利用しているユーザーにとって、実運用上の問題を解消する修正が多く含まれています。