イベントページの構造改善とナビゲーション変更
Rails公式サイトのイベント情報ページが /world から /events に移行し、Rails Worldを含む包括的なイベント情報を提供する構造に改善されました。この変更により、コミュニティイベント全体を俯瞰できるランディングページが確立されます。
背景
従来、Rails公式サイトのイベント情報は /world というURLでRails World単体のページとして存在していました。グローバルナビゲーションの「Events」リンクも /world を指しており、Rails World以外のコミュニティイベント情報へのアクセスポイントが不明確でした。イベント情報の発見性を高め、Rails Worldを含む様々なコミュニティ活動を一元的に案内する必要がありました。
このPRは、承認されたモックアップに基づいて新しいイベントホームページを構築し、Rails Worldのページを専用URLに移動させることで、イベント情報のアーキテクチャを再構成しています。
技術的な変更
ナビゲーション構造の変更:
_data/nav.yml でグローバルナビゲーションの「Events」リンク先が変更されました:
# 変更前
- title: Events
url: /world
# 変更後
- title: Events
url: /events
イベントページの拡充:
_pages/events.html が大幅に拡張され、125行のコンテンツが追加されました。新しいページ構造は以下の3つのセクションで構成されています:
- ヒーローセクション: 「Where Rails Comes Together」というメッセージでコミュニティイベントの意義を提示
-
ビジュアルセクション: Rails Worldのステージ画像(
events-rw-header-wide.jpg)を配置 - 詳細セクション: Rails World 2026の日程・場所を含む説明文と、詳細ページへのリンク
<div class="events heading common-padding--bottom common-padding--top-small">
<div class="container">
<div class="heading__body">
<div class="heading__headline common-headline">
<h1>Where Rails Comes Together</h1>
<h2 class="thin">
Worldwide opportunities to connect, learn, and collaborate.
</h2>
</div>
</div>
</div>
</div>
専用スタイルシートの追加:
新規ファイル _sass/modules/_events.scss が作成され、イベントページ専用のスタイル定義が追加されました:
.events {
&.heading {
h2.thin {
@extend h4;
}
}
&.cards {
.container > h2 {
font-size: 47px;
line-height: 43px;
letter-spacing: -0.02em;
font-weight: bold;
color: $color-red;
}
p.date {
font-size: 24px;
}
}
}
このスタイルシートは、.events 名前空間の下に heading、cards、text の3つのバリエーションを定義しており、セクションごとに異なるタイポグラフィを適用します。
Rails Worldページの専門化:
world/index.html のFront Matterで id が events から world に変更され、ページの識別子が明確化されました。コンテンツは大幅にフォーマットが改善され、HTMLの可読性が向上しています。スポンサーセクションのCTAボタンは維持されており、既存の機能に影響はありません。
設計判断
階層的なURL構造の採用:
/events という汎用的なエントリーポイントを新設し、Rails Worldは /world として独立させる構造が選ばれました。/events ページからのリンクが <a href="/world">More Details »</a> となっており、親子関係が明確になっています。この構造により、Rails World以外のイベント情報を追加する余地が生まれています。
BEMに似た命名規則の採用:
新しいスタイルシートでは、.events.heading、.events.cards のように複合クラスを使用し、ページ内の異なるセクションを識別しています。この命名規則により、スタイルの適用範囲が明確になり、メンテナンス性が向上します。
まとめ
本PRは、イベント情報のエントリーポイントを /events に設定し、Rails Worldをその配下の専門ページとして位置づける構造改善です。ナビゲーションの変更、新規ページの追加、専用スタイルの定義という3つの変更が連動することで、コミュニティイベント情報の発見性と拡張性を両立させています。承認されたモックアップに基づく実装であり、デザインシステムとの整合性も確保されています。