DiffDaily

Deep & Concise - OSS変更の定点観測

[rails/buildkite-config] Rails CIの最古サポートブランチを7-0-stableに更新

rails/buildkite-config

変更の背景

Rails 6.1のサポート終了に伴い、BuildkiteでのCI対象ブランチが更新されました。Rails 6.1は既にdaily buildが実行されておらず、さらに6.1がサポートするRuby 2.5のDockerイメージビルドも、ベースとなるDebian 10 (buster)のEOL(2024年6月30日にLTS終了)により失敗するようになっていました。

この変更により、CI リソースを有効活用し、現在アクティブにメンテナンスされているRails 7.0系に注力できるようになります。

技術的な変更内容

Buildkiteのパイプライン設定において、安定版ブランチに対するCIトリガーの対象が 6-1-stable から 7-0-stable に変更されました。

変更前:

- trigger: "rails-ci"
  label: ":pipeline: Build Rails 6-1-stable with new config"
  depends_on: block-rails-ci-stable
  build:
    message: "[${BUILDKITE_BRANCH} / 6-1-stable] ${BUILDKITE_MESSAGE}"
    branch: "6-1-stable"

変更後:

- trigger: "rails-ci"
  label: ":pipeline: Build Rails 7-0-stable with new config"
  depends_on: block-rails-ci-stable
  build:
    message: "[${BUILDKITE_BRANCH} / 7-0-stable] ${BUILDKITE_MESSAGE}"
    branch: "7-0-stable"

同様の変更が、通常のCIトリガー(rails-ci)とナイトリービルドトリガー(rails-ci-nightly)の両方に適用されています。これにより、PRレビュー時の自動テストと日次の定期ビルドの両方が、Rails 7.0系を対象とするようになりました。

技術的な意義

この変更は、メンテナンスコストの削減とCI効率化の両面で重要です。Debian busterのEOLにより、古いRubyバージョンのビルド環境維持が困難になっていたため、サポート対象を最新の安定版に絞ることで、CI環境の安定性とメンテナンス性が向上します。

Rails 7.0は引き続きアクティブにメンテナンスされており、この変更により、限られたCIリソースを効果的に活用できるようになります。